【2026年最新】ウォンバットがいる動物園一覧|飼育数・見どころまとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。

ずんぐりした体つきと丸くて大きな頭がユニークなウォンバット。

実はウォンバットを飼育している動物園は日本国内に2か所だけしかありません。

しかもそのうちの一つの五月山動物園(大阪府)は2026年5月22日からリニューアル工事のため休園中(再開時期は未定)です。

つまり、いま実際にウォンバットに会えるのは長野の茶臼山動物園の1か所だけです。

この記事では、ウォンバットがいる動物園の所在地・飼育頭数・開園時間・アクセスといった基本情報や見どころを紹介します。

ウォンバットの特徴や生態もまとめたので、実際に会いに行く前の予習としてぜひ役立ててください。

もくじ

ウォンバットがいる動物園一覧

ウォンバットを飼育している2つの動物園の情報を一覧表にまとめました。

ウォンバットがいる動物園があるのは長野県と大阪府の2府県のみです。東北・関東・中国・四国・九州などその他の地域にはありません。

ウォンバットは暑さに弱く、穴を掘れる床や頑丈な獣舎など専用の飼育環境が必要なうえ、生息地であるオーストラリア以外では飼育や繁殖の例がほとんどありません。

国内の2園はいずれも姉妹都市交流や動物園間のやり取りで個体を迎えてきた経緯があります。

長野市茶臼山動物園(長野県)飼育数:1頭
1995年からウォンバットの飼育を開始。2018年に東山動植物園から来園したオスの「ウォレス」を飼育・展示中。五月山動物園の休園中、ウォンバットに会えるのは国内でここだけ
池田市立五月山動物園(大阪府)飼育数:5頭(国内最多)
1990年に姉妹都市のオーストラリア・ローンセストン市から寄贈された3頭の飼育を開始。1992年には国内で初めて繁殖に成功。世界最高齢のオス「ワイン」など5頭を飼育。2026年5月22日からリニューアル工事のため全面休園中(再開時期未定)
※2026年9月時点の情報です。最新情報は各園の公式サイトでご確認ください。

ウォンバットは日本の夏の暑さと湿度に弱く、体調を崩しやすいため、空調の効いた獣舎や地面を掘れる放飼場など、種に合わせた設備を整える必要があります。

そのため新しく飼育を始める動物園はほとんどなく、オーストラリアとの交流や過去の繁殖で国内に入った個体を、限られた園が大切に飼育し続けているのが現状です。

動物園ごとの見どころ

ここからは、ウォンバットがいる2つの動物園について、見どころや飼育の歴史、展示に関する情報などを詳しく紹介します。

各動物園の基本情報(開園時間・入園料・アクセスなど)も表にまとめているので、訪問前の下調べにもお役立てください。

長野市茶臼山動物園

五月山動物園が休園中の現在、ウォンバットに会えるのは国内でこの茶臼山動物園だけです。

長野市茶臼山動物園は、1995年にオーストラリアからやってきたメスの「モモコ」を迎えて以来、約30年にわたってウォンバットを飼育してきた動物園です。

モモコは2024年1月、国内のメスのウォンバットとしては最高齢の31歳で亡くなりました。

現在は、2018年に名古屋の東山動植物園から受け入れたオスの「ウォレス」1頭が暮らしています。

1996年生まれのウォレスは、2026年9月時点で推定30歳。飼育下での寿命は20~25年ほどといわれる中、ひときわ長生きな個体です。

急な斜面のある放飼場で足腰を鍛えながらのびのび過ごしてきたことが、長寿の秘けつといわれています。丸太の中がお気に入りで「丸太王子」の愛称もあります。

「森の中の動物園」がコンセプトの広い園内では、ニホンライチョウや木曽馬など信州ならではの動物にも会えます。

所在地長野県長野市篠ノ井有旅570-1
開園時間【3月〜11月】9:30〜16:30/(12月〜2月)10:00〜16:00
休園日12月〜2月の毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜31日
入園料大人600円/小・中学生100円
アクセスJR「篠ノ井駅」から車で約15分、更埴IC・長野ICから車で約25分、篠ノ井駅などから無料送迎バスあり
公式サイトhttp://www.chausuyama.com/
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

池田市立五月山動物園

五月山動物園は、日本のウォンバット飼育の中心的な存在です。現在は国内最多の5頭を飼育しています。

1990年、池田市と姉妹都市であるオーストラリア・タスマニア州ローンセストン市から、姉妹都市提携25周年を記念して「ワイン」「ワンダー」「ティア」の3頭が贈られました。

1992年には「サツキ」が誕生。オーストラリア以外でのウォンバットの繁殖成功は国内初、生息地であるオーストラリアを除くと世界でも2例目という快挙でした。

現在は、「世界最高齢のウォンバット」としてギネス世界記録に認定された「ワイン」(1989年生まれ)や、2025年に加わったオスのリク、ソラなど5頭が暮らしています。

ただし、五月山動物園は新施設「Satsukiyama DAYZOO」へのリニューアル工事のため、2026年5月22日から全面休園中で、再開時期は公表されていません。

公式YouTubeの24時間ライブ配信「ウォンバットてれび」でも様子を見られるので、営業再開まで遠くから見守りましょう。

所在地大阪府池田市綾羽2-5-33
開園時間2026年5月22日からリニューアル工事のため全面休園中(再開時期未定)
休園日ーーー
入園料ーーー
アクセス阪急宝塚線「池田駅」から徒歩約15分
公式サイトhttps://www.satsukiyamazoo.com/
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

ウォンバットってどんな動物?特徴、生態まとめ

ドデスカ ! ch

ウォンバットは、コアラやカンガルーと同じ有袋類で、オーストラリア南東部やタスマニア島の森林・草原に生息しています。

ずんぐりした体つきや大きな頭、固いお尻など、とてもユニークな特徴を持つ動物です。

地面に巣穴を掘って暮らしたり、「四角いフン」をしたりすることでも知られています。

ここでは、名前や大きさといった基本データに加えて、見た目・性格・食べ物という3つの切り口から、ウォンバットの特徴・生態の豆知識を紹介します。

名前ウォンバット
英名Common wombat
学名Vombatus ursinus
分類哺乳綱 双前歯目 ウォンバット科
大きさ体長75〜100cm前後、体重20〜30kg前後
生息地オーストラリア南東部およびタスマニア島の森林・草原
寿命野生で約5〜15年、飼育下で約20~25年

ウォンバットの見た目・大きさの特徴

ウォンバットは、ずんぐりした樽のような体に、短い四肢、小さな目と三角形の耳が特徴です。その姿はまるで大きなぬいぐるみのよう。

コアラにもっとも近い仲間で、有袋類なのでメスのお腹には子どもを育てる袋(育児のう)があります。

ウォンバットの育児のうは入り口が後ろ向きについているのが特徴です。穴を掘るときに袋の中に土が入ってしまわないように進化した結果だと考えられています。

地面を掘るための頑丈な前足と太い爪や、天敵から身を守るための非常に硬いお尻も持っています。

ウォンバットの性格・行動の特徴

ウォンバットは夜行性で、単独で生活する動物です。日中は自分で掘った巣穴の中で眠り、涼しくなる夕方から活動を始めます(気温の低い季節は昼間も動きます)。

強力な前足で穴を掘るのが得意で、1日に1mほど掘り進み、複雑なトンネル状の巣穴をつくります。

天敵が巣穴に入ってくると、入り口を硬いお尻でふさいで侵入を防ぎます。

視力は弱い一方で嗅覚が鋭く、においで縄張りや仲間を判断しています。

ふだんの動きはゆっくりですが、驚いたときは時速40kmほどで走ることもあるそうです。

警戒心が強くマイペースな性格で、動物園でも巣箱や丸太の中でじっとしていることが多い動物です。

ウォンバットの食べ物・好物

野生のウォンバットは草食で、イネ科の草の葉や根、樹皮、コケなどを食べます。動物園では乾草を中心に、サツマイモなどの野菜や専用のペレットが与えられます。

豆知識として、ウォンバットは世界で唯一「四角いフン」をする動物です。腸の後半で少しずつ形が整えられ、1日に80〜100個ものコロコロした立方体のフンをします。岩や切り株の上に置いて、縄張りの目印にすると考えられています。

また、前歯と奥歯が生涯伸び続けるため、硬いものをかじって歯を削りながら暮らしています。

消化がとてもゆっくりで、食べ物が体を通り抜けるのに2週間ほどもかかる省エネ体質です。

動物園でウォンバットを観察する時のポイント
  • ウォンバットは夜行性で、日中は巣箱や丸太の中で眠っていることが多い動物です。活発に動く姿を狙うなら、開園直後や、掃除・食事の時間帯が比較的チャンスです。
  • 茶臼山動物園にいるウォンバットは1頭だけです。念のため訪問前に公式サイトやSNSで、展示状況を確認しておくといいでしょう。
  • ウォンバットは暑さに弱く、夏場は屋内で過ごすことが多いので、じっくり観察したいなら涼しい季節の朝夕がおすすめです。

まとめ

ウォンバットがいる動物園を全国2園紹介しました。

五月山動物園は「Satsukiyama DAYZOO」へのリニューアル工事のため2026年5月22日から休園中で、いま実際にウォンバットに会えるのは、茶臼山動物園の「ウォレス」だけです。

五月山動物園が再開すれば、世界最高齢のワインをはじめ複数のウォンバットを見比べられるようになるので、再開の情報を待ちましょう。

よかったらシェアしてください
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大好きなパンダとマヌルネコについて日々学び続ける勉強熱心なパンダです。私と同じように動物好き、動物園好きな方の役に立つ情報を発信したいと思い、このサイトを立ち上げました!

もくじ