パンダマヌルネコ

マヌルネコは上野動物園のどこにいる?名前や見どころをチェック♪

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マヌルネコがいる動物園は日本で7施設だけ!そのうちの一つである関東・上野動物園のマヌルネコ情報をまとめました。

上野動物園では2024年4月に待望の赤ちゃんマヌルネコが誕生し、6月から公開が始まるなど盛り上がりを見せています。

「上野動物園のマヌルネコはどこにいる?」
「上野動物園のマヌルネコの名前は?」

などなど、上野動物園のマヌルネコ情報を実際の写真も交えながらご紹介します!

※2024年7月21日現在の情報です。

上野動物園のマヌルネコ情報|待望の赤ちゃんマヌル誕生!

上野動物園はとても広く飼育されている動物の種類も非常に多いので、その中からお目当ての動物を探し出すのは大変です。

「絶対にマヌルネコが見たい!」という人は、展示場所や展示方法について予習しておいたほうがいいでしょう。

また、マヌルネコの名前などのプロフィールを事前にチェックしておくとより観察が捗るはずです。

上野動物園のマヌルネコの展示場所、展示方法、プロフィールを詳しくまとめました!

マヌルネコの展示場所は西園の「小獣館(しょうじゅうかん)」

1階にいるマヌルネコ(たぶんドロー)《2022年4月撮影》
地下にいるマヌルネコ(たぶんナイマ)《2024年4月撮影》

上野動物園のマヌルネコは、西園の「小獣館」(しょうじゅうかん)という屋内型の展示施設で飼育されています。
⇒上野動物園の園内マップ

小獣館は、
1階昼行性の動物を中心に展示(館内が明るい)
地下1階夜行性の動物を中心に展示(館内が暗い)
の2フロアに分かれています。

マヌルネコは1階と地下1階の2フロアにそれぞれ展示されています。

1階の明るいフロアにいるマヌルネコを見て満足してしまいがちですが、地下の暗いフロアにもマヌルネコがいるので、どちらのマヌルもぜひ見てください!!

小獣館はパンダファミリーが飼育されている「パンダのもり」の出口のすぐ隣にあるので、パンダを見た後などに立ち寄るのがおすすめです。

屋内施設のため天候にも左右されにくく、空調も効いているので、1年中心置きなくマヌルネコの観察ができてとてもありがたいです。

2024年には待望の子マヌル誕生&公開も!

小獣館1階ではマヌルネコの親子の展示がスタート!!中央手前が母親のプリームラ、他は名前不明の子マヌル。《2024年7月撮影》

上野動物園では2024年4月に3頭のマヌルネコの子ども(オス1頭・メス2頭)が誕生しました。名前は公表されていないため不明です。

子ども3頭のうちメスの1頭は骨折の治療のため非公開となっていますが、それ以外の2頭と母親の合わせて3頭の公開が2024年6月からスタートしました。

6月25日からの展示開始当初は、慣らし期間として展示場所のガラスに薄い目隠し布が貼られていましたが、7月5日からは目隠しなしでの展示が始まり、かわいい姿が見られるようになりました。

マヌルネコはとても神経質な動物なので、動物園からの指示や注意喚起に従って、静かに見守ってあげましょう。

ちなみに今回生まれた子マヌル達のお父さんは、ロシアのノボシビルスク動物園からやってきた名前不明のオスです。

また、お母さんは埼玉こども動物自然公園で生まれのプリームラという名前のメスです。

このペアでの繁殖は2回目で、2021年にはオスのナル(現在は神戸どうぶつ王国)とメスのミーニャ(現在は東山動植物園)が誕生しています。

今回は3年ぶりの赤ちゃんの誕生というとてもハッピーなニュースが舞い込んできてとてもうれしいです。

マヌルネコの繁殖はとても難しいので、赤ちゃんを見られる機会は

非公開の個体も含めて飼育数は5匹以上!

次に、上野動物園のマヌルネコの名前を調べてみました!

上野動物園には現在マヌルネコが6匹ほど飼育されています。これは日本のマヌルネコがいる動物園のなかでも最多の飼育数です。

マヌルネコの名前と公開状況
  • ドロー:オス(1階で展示中)
  • ナイマ:オス(地下で展示中)
  • ユス:メス(非公開)
  • プリームラ:メス(非公開)
  • 名前不明①:オス(非公開)
  • 名前不明②:性別不明(非公開) →東山動植物園へお引っ越し(2023年12月)

ドロー・ユス・ナイマは3つ子のきょうだいです。名前の由来は、マヌルネコのふるさとであるモンゴルの言葉で数字を意味する言葉7(ドロー)」「8(ナイマ)」「9(ユス)から取ったそうです。

プリームラと名前不明①のオスは夫婦、名前不明②はプリームラと名前不明①の子どもです。

名前不明②にはもう1匹双子のきょうだいがいます。そのきょうだいは「ナル」という名前のオスで、2022年8月に上野動物園から神戸どうぶつ王国にお引越ししたことが発表されました。

《2024/1/25追記》
愛知県の東山動植物園が出したお知らせによって、名前不明②はメスの『ミーニャ』だったことが判明!現在は東山動植物園で暮らしています。

*参考:マヌルネコの繁殖 | 東京ズーネット
*参考:8/5(金)~ 新たにやってきたマヌルネコのオスを公開! | 神戸どうぶつ王国

ところで、マヌルネコファン兼パンダファンをやっている身としては、上野動物園はパンダもマヌルネコも同時に見られるものすごくありがたい動物園なんですよね。

全国には他にもパンダとマヌルネコがどちらも見られる動物園はあるのかな??

と、ふと気になってしまいました。

ここからは、パンダとマヌルネコ両方とも会える動物園があるのか調べてみたいと思うので、しばしお付き合いください!

パンダにもマヌルネコにも会える動物園を調査!

パンダにもマヌルネコにも会える動物園はどこなのか!?さっそく調べてみました!

調査方法はシンプルに、「パンダがいる動物園」と「マヌルネコがいる動物園」をそれぞれ調べてリストアップし、両方に名前が挙がった動物園があるかを見てみたいと思います。

《調査結果》両方いる動物園は2か所!

さっそく結果を見てみましょう!

施設名 パンダ マヌルネコ
上野動物園
神戸市立王子動物園
アドベンチャーワールド
旭山動物園
那須どうぶつ王国
埼玉県こども動物自然公園
東山動植物園
神戸どうぶつ王国
(いる=  いない=空欄)

表から分かるように、パンダとマヌルネコが両方いる動物園は、

  • 上野動物園(東京都)
  • 神戸市立王子動物園(兵庫県)

の2か所だということが分かりました。たったの2か所…!パンダ&マヌルネコ好き勢にとってはなかなか厳しい結果となりました。

また、王子動物園のパンダ「タンタン」は2022年3月14日から現在に至るまで、体調管理のため観覧中止となっていて、再開の予定などについては今のところ発表されていません。

つまり、パンダとマヌルネコを一度に見られる動物園は実質的には上野動物園だけということになります。

*参考:パンダの部屋|神戸市立王子動物園
*参考:最新ニュース|神戸市立王子動物園

どちらかがいる動物園自体が珍しい

パンダとマヌルネコを両方見られる動物園は、事実上上野動物園だけということが分かりました。

パンダとマヌルネコのどちらにも会える動物園がこんなに少ない理由。もうお気づきかもしれませんが、そもそもどちらか一方だけでも飼育している動物園がとても少ないんです…。

全国に約150ある動物園のなかで、パンダがいるのは3施設、マヌルネコがいるのは7施設だけです。

パンダがいる動物園は全国3か所

パンダがいる動物園はこちらの3施設です!

日本のパンダがいる動物園や、そこで飼育されているパンダについてはこちらの記事でまとめているのでぜひご覧ください!

マヌルネコがいる動物園は全国7か所

マヌルネコに会える動物園も一覧でご紹介します。

マヌルネコがいる動物園の詳細はこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください!

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