上野動物園では、2026年10月時点で4頭のマヌルネコを飼育しています。
もふもふの毛並みと、不機嫌そうな表情がなんともいえない魅力を持つマヌルネコは、国内では9つの動物園でしか見られない珍しいネコ科動物です。
マヌルネコが大好きな私は、上野動物園の年間パスポートを買って、小獣館に何度も通っています。
この記事では、上野動物園のマヌルネコの展示場所・時間・今いる4頭といった最新の展示情報をお伝えします。
また、歴代のマヌルネコや家系図など上野動物園のマヌルネコの飼育の歴史も紹介します。
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上野動物園のマヌルネコ最新情報
上野動物園でマヌルネコに会うために知っておきたい最新の展示情報をまとめました。
| 展示場所 | 西園の「小獣館」(1階・地下1階のガラスケース) |
|---|---|
| 展示時間 | 10:00〜16:30(小獣館の開館時間) |
| 飼育数 | 4頭(オス2頭・メス2頭) |
| 名前 | オス:ナイマ、クリョン メス:プリームラ(非公開)、サフラン |
| 見やすい時間帯 | 午前中(小獣館が開く10時ごろがおすすめ) |
| 最寄りの入口 | 弁天門(JR上野駅の不忍口から) |
| 混雑状況 | 週末・祝日は混み合う。平日や開園直後がねらい目 |
| 撮影 | フラッシュ・補助光はNG。黒い服で映り込みを防ぐ |
展示場所は西園の「小獣館」
上野動物園のマヌルネコは、西園の「小獣館(しょうじゅうかん)」で飼育されています。
小獣館は、小型の哺乳類を展示している屋内型の施設です。
マヌルネコのほかに、ハダカデバネズミや、国内では上野動物園にしかいないオガサワラオオコウモリなど珍しい動物にも会うことができます。
屋内なので、雨の日や暑い日、寒い日でも、天候を気にせずにマヌルネコを観察できるのが魅力です。
入園から小獣館までの行き方
- 最短ルート:JR上野駅の不忍口を出て、不忍池沿いを歩き、弁天門(べんてんもん)から入園
- 表門から入る場合:上野公園口の近くの表門は東園側なので小獣館に行くには遠回り。東園と西園をつなぐ「いそっぷ橋」を渡って行ける
- 園内の目印:西園に入って不忍池に沿って進むと、ジャイアントパンダが暮らしていた「パンダのもり」があり、その少し奥の西園休憩所の向かいが小獣館
小獣館内でのマヌルネコの展示場所
小獣館は1階と地下1階の2フロア構成で、1階は明るい昼の世界、地下1階は暗い夜の世界が再現されています。
2025年5月に私が訪れたときは、次の4か所にマヌルネコがいました。
| 1階 | 入り口付近、右手の手前から3番目のガラスケース |
|---|---|
| 1階 | 中央の大きなガラスケース(当時は親子を展示) |
| 1階 | 奥の少し小さめのガラスケース |
| 地下1階 | 奥の暗いガラスケース |
その後、ほかの動物園へ移ったり亡くなったりした個体がいるため、展示しているスペースは変わっている可能性があります。
ケースの脇に「マヌルネコ」と書かれたプレートがあるはずなので、それを目印にしてみてください。
展示時間・見やすい時間帯と混雑状況
マヌルネコがいる小獣館の開館時間は、10時〜16時30分です。
動物園の開園時間(9時30分〜17時、入園は16時まで)よりも、遅く開いて早く閉まるので注意が必要です。
食事や掃除で飼育員さんがケースに入ってくると、マヌルネコが隠れたり、じっと様子をうかがったりする姿が見られて面白いです。
上野動物園は、マヌルネコに限らず、週末や祝日にとても混雑します。
小獣館は屋内のあまり広くない施設なので、マヌルネコのガラスケースの前は混み合いやすいです。
上野動物園の公式サイトで、園内の主なエリアの混み具合が分かる「混雑マップ」を公開しているので、チェックして混雑が少ないエリアから回るのもひとつの方法です。
マヌルネコの飼育数と名前
2026年10月時点で、上野動物園で飼育しているマヌルネコはオス2頭・メス2頭の計4頭です。
| 名前 | 性別 | 出身 | 来園 | 名前の意味 |
|---|---|---|---|---|
| ナイマ | オス | 上野動物園(2010年生まれ) | — | モンゴル語で「8」 |
| クリョン | オス | ロシア・ノボシビルスク動物園 | 2018年9月 | ロシア語で「カエデ」 |
| プリームラ | メス | 埼玉県こども動物自然公園 (2017年生まれ) | 2019年5月 | ロシア語で「サクラソウ」 |
| サフラン | メス | 上野動物園(2024年生まれ) | — | ロシア語で「クロッカス」 |
上野動物園では2025年時点で国内最多の8頭を飼育していましたが、他の動物園への移動や高齢の個体の死亡によって現在は4頭になっています。
飼育中のマヌルネコのプロフィールをそれぞれ詳しく紹介します。
ナイマ(オス)
ナイマは、2010年に上野動物園で生まれた、三つ子の1頭です。
名前はモンゴル語で「8」という意味で、きょうだいのドロー(7)・ユス(9)と合わせて、数字の名前が付けられました。
きょうだいのドロー(2025年10月)とユス(2026年4月)が亡くなり、三つ子で上野に残っているのはナイマだけです。
2026年5月に16歳になったナイマは、上野動物園でいちばん年上のマヌルネコです。
マヌルネコの寿命は10年ほどといわれているので、かなりの長生きです。
クリョン(オス)
クリョンは、2018年に、ロシアのノボシビルスク動物園からやってきたオスです。
名前はロシア語で「カエデ」という意味です。
プリームラとペアになり、2021年と2024年に子どもが生まれました(詳しくは下の「家系図」を参照)。
国内のマヌルネコの多くは上野生まれのタビーの子孫なので、海外から来たクリョンは新しい血統を加える貴重な存在です。
プリームラ(メス)
プリームラは、2017年に埼玉県こども動物自然公園で生まれた五つ子のうちの1頭です。
名前はロシア語で「サクラソウ」という意味です。
きょうだいには旭山動物園のグルーシャや、王子動物園のイーリスなどがいます。
2019年に上野動物園へやってきて、クリョンとの間に2021年と2024年に子どもを産みました。
2025年12月に、繁殖を目指してクリョンと同居を始めた直後、左前足の骨折が見つかりました。
骨折は腫瘍によるものの可能性が高く、痛みを取り除き、腫瘍が広がるのを防ぐために、左前足を切除する手術を受けました。
ネコは3本足での生活にもよく慣れるといわれ、プリームラは手術から5日目には上手に歩けるようになり、2026年2月に小獣館1階で展示に復帰しました。
しかし、7月の検査で腫瘍が肺に転移している可能性が分かり、2026年8月30日で展示を終了しました。
今は小獣館の管理エリア(非公開)で、検査と治療に専念しています。
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サフラン(メス)
サフランは、2024年に上野動物園で生まれたメスで、父はクリョン、母はプリームラです。
オスのフィーガ、メスのアブリコースと一緒に生まれた3きょうだいの1頭で、名前はロシア語で「クロッカス」という意味です。
子どものころに骨折して治療を受け、2025年5月にも足の治療のため、展示を休んでいた時期がありました。
きょうだいは他の動物園へ移動しましたが、サフランは引き続き上野動物園で暮らしています。
観察のポイントと注意点
上野動物園でマヌルネコを見る際のポイントと注意点をまとめました。
- 1階と地下1階の両方を見る
1階は明るい昼の世界、地下1階は暗い夜の世界になっていて、マヌルネコのケースはどちらの階にもある - 午前中がおすすめ
マヌルネコは午前中のほうが比較的よく動いていた(午後はお昼寝しがちで物陰に隠れてしまうことも) - 開館に合わせて向かう
9時30分の開園時間に弁天門から入園し、小獣館が開く10時に間に合うように行くと、混雑も少ない - 何度か見に行く
小獣館は出入り自由なので、1回目に寝ていても、何度かのぞくと動いている姿に会えることがある
- 大きな声を出さず、静かにそっと見守る
- ガラスをたたかない
- フラッシュを使って撮影しない
- カメラの補助光もオフにする
- ガラスケースの前が混み合っているときは、ゆずり合って観察する
ガラスをたたく、フラッシュを使うといった行為は、動物に強いストレスを与えます。
動物園の動物は、嫌なことがあっても遠くへ逃げることができません。
少しのストレスや環境の変化で体調を崩してしまうこともあるので、マヌルネコだけでなく、ほかの動物を見るときもやさしく見守りましょう。
撮影のコツ
小獣館のマヌルネコは、ガラスケース越しに撮影することになります。
ガラス越しの撮影でいちばん気になるのが、自分の姿や周りの景色の映り込みです。
| 黒い服 | ガラスに反射しにくく、きれいに撮れる(おすすめ) |
|---|---|
| 黒いアームカバー | 手先まで覆うことで映り込みを最小限に抑えられる |
| 白・明るい色の服 | 映り込みやすい |
| ボーダーなどの柄物 | 映り込みやすい |
地下1階の暗い部屋でも、フラッシュや補助光は使えません。
撮影するときも、ガラスケースの前を長く占領しないよう、周りの人とゆずり合いましょう。
上野動物園のマヌルネコの歴史
ここからは、上野動物園のマヌルネコの飼育の歴史を紹介します。
上野動物園は、国内のマヌルネコの繁殖を長く支えてきた動物園のひとつで、上野で生まれたマヌルネコは全国の動物園へ移って暮らしています。
| 1998年9月 | 中国からオスが来園(記録で確認できる、いちばん古い個体) |
|---|---|
| 2002年3月 | 東山動物園からメスが来園 |
| 2004年4月 | 上野動物園で初めてマヌルネコの赤ちゃん(オス・メスの双子)が生まれる |
| 2004年12月 | 双子のセバスチャン(オス)とシルヴィ(メス)を埼玉県こども動物自然公園へ貸し出す(埼玉でのマヌルネコの飼育の始まり) |
| 2007年8月 | メスのペッキーが誕生(3年ぶりに赤ちゃんが無事に育つ。2006年は育たず) |
| 2008年5月 | メスのタビーが誕生 |
| 2009年1月 | ペッキーが王子動物園へ |
| 2010年5月 | ドロー・ナイマ・ユスの三つ子が誕生 |
| 2011年冬 | タビーが埼玉県こども動物自然公園へ |
| 2018年9月 | ロシアからオスのクリョンが来園 |
| 2019年5月 | 埼玉からメスのプリームラが来園 |
| 2021年3月 | クリョンとプリームラの間に、ナルとミーニャが誕生 |
| 2022年8月 | ナルが神戸どうぶつ王国へ |
| 2024年4月 | フィーガ・アブリコース・サフランの3頭が誕生 |
| 2024年11月 | 小獣館が改修工事のため休館(2025年2月26日に再開) |
| 2025年6月 | アブリコースが那須どうぶつ王国へ |
| 2025年10月 | ドローが15歳で死亡 |
| 2025年11月 | フィーガが野毛山動物園へ |
| 2026年4月 | ユスが15歳で死亡 |
| 2026年8月 | プリームラが展示を終了 |
2004年に初めての繁殖
上野動物園で初めてマヌルネコの赤ちゃんが生まれたのは、2004年4月6日で、オスとメスの双子でした。
このときの父親は1998年9月に中国から、母親は2002年3月に東山動物園からやってきたマヌルネコで、上野では少なくとも1998年からマヌルネコを飼育していたことが分かります。
2006年にも生まれましたが育たず、2007年8月に、3年ぶりに赤ちゃんが無事に育ちました。
同じ2004年の12月には、この双子のセバスチャン(オス)とシルヴィ(メス)を埼玉県こども動物自然公園に貸し出し、埼玉でのマヌルネコの飼育が始まりました。
2007年に生まれたメスのペッキーは、2009年1月に王子動物園へ移り、2019年12月に12歳で亡くなりました。
2008年5月に生まれたメスのタビーは、2011年の冬に埼玉県こども動物自然公園へ移りました。
埼玉では、2012年に園で初めての赤ちゃんを、2014年には園で初めての自然繁殖となる四つ子を産みました。
タビーは2025年1月に、国内最高齢の16歳で亡くなっています。
今、国内にいるマヌルネコの多くは、タビーの子孫です。
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2010年生まれの三つ子:ドロー・ナイマ・ユス
2010年5月4日には、オスのドロー・ナイマと、メスのユスの三つ子が生まれました。
3頭は、15年にわたって上野動物園で暮らしてきました。
2025年8月、ドローとユスは腎臓の働きの低下など、老化による衰えのため展示を終え、小獣館の管理エリアで静かに過ごすようになりました。
ドローは2025年10月30日に多臓器不全で亡くなりました。
ユスは食欲はあったものの、2026年3月から吐くことが増え、2026年4月8日に食道のがん(扁平上皮癌)で亡くなりました。
三つ子のうち、ナイマだけは今も小獣館にいます。
2018年にクリョン、2019年にプリームラが来園
2018年にロシアからクリョン、2019年に埼玉からプリームラがやってきて、新しいペアが誕生しました。
2021年に生まれたオスのナルは2022年8月に神戸どうぶつ王国へ、メスのミーニャは2023年12月に東山動植物園へ移り、それぞれお父さん・お母さんになっています。
2024年4月13日には、2021年以来となる3頭の赤ちゃん、フィーガ・アブリコース・サフランが生まれました。
3頭は2024年6月25日から、母親のプリームラと一緒に小獣館1階で公開され、マヌルネコの親子の姿が見られるようになりました。
フィーガとアブリコースの見分け方は、しっぽの輪が一重ならフィーガ、二重ならアブリコースと公式に紹介されていました。
その後、アブリコースは2025年6月16日に那須どうぶつ王国へ、フィーガは2025年11月10日に野毛山動物園へ移りました。
上野動物園のマヌルネコ家系図
上野動物園のマヌルネコたちは、全国の動物園のマヌルネコと親子・きょうだいでつながっています。
今いる4頭を中心に、親子のつながりを整理しました。
上野生まれのタビーから一番若いサフランまでは、タビー → シャル → プリームラ → サフランと、4世代でつながっています。
- 2004年:父(中国から来園)× 母(東山動物園から来園)(上野動物園)
-
双子誕生
∟セバスチャン(オス)※2017年に死亡
∟シルヴィ(メス)
→2頭とも2004年12月に埼玉県こども動物自然公園へ
- 2008年:両親不明(上野動物園)
-
∟タビー(メス)※サフランの曾祖母
→2011年に埼玉県こども動物自然公園へ、2025年に国内最高齢の16歳で死亡
- 2010年:両親不明(上野動物園)
-
三つ子誕生
∟ナイマ(オス)@上野動物園
∟ドロー(オス)※2025年に死亡
∟ユス(メス)※2026年に死亡
- 2012年:父・オスカー × 母・タビー(埼玉県こども動物自然公園)
-
1頭誕生
∟ハニー(メス)@東山動植物園
- 2014年:父・オスカー × 母・タビー(埼玉県こども動物自然公園)
-
四つ子誕生
∟シャル(メス)※サフランの祖母(2017年に死亡)
∟ボル(オス)※2025年に死亡
∟ハル(メス)※2023年に死亡
∟サーラル(オス)
- 2017年:父・レフ × 母・シャル(埼玉県こども動物自然公園)
-
五つ子(お花ファイブ)誕生
∟プリームラ(メス)※サフランの母
∟グルーシャ(オス)@旭山動物園
∟イーリス(オス)@王子動物園
∟ロータス(オス)@埼玉県こども動物自然公園
∟オリーヴァ(メス)@埼玉県こども動物自然公園
- 2021年:父・クリョン × 母・プリームラ(上野動物園)
-
双子誕生
∟ナル(オス)@神戸どうぶつ王国
∟ミーニャ(メス)@東山動植物園
- 2024年:父・クリョン × 母・プリームラ(上野動物園)
-
三つ子誕生
∟サフラン(メス)@上野動物園
∟フィーガ(オス)@野毛山動物園
∟アブリコース(メス)@那須どうぶつ王国
上野で生まれたタビーのひ孫にあたるのが、今いるサフランです。
母親のプリームラ(埼玉生まれ)は、タビーの孫にあたります。上野生まれのタビーの子孫が、埼玉を経て、ふたたび上野に戻ってきたことになります。
上野生まれのマヌルネコの子や孫は、北海道から兵庫県まで、今も全国の動物園で暮らしています。
上野動物園の歴代マヌルネコ一覧
上野動物園にいたことがあるマヌルネコのうち、名前と経歴が確認できた主な個体を表にまとめました。
| 名前 | 性別 | 出身 | 現在 |
|---|---|---|---|
| セバスチャン | オス | 上野(2004年生まれ) | 2004年12月に埼玉県こども動物自然公園へ。2017年5月に13歳で死亡 |
| シルヴィ | メス | 上野(2004年生まれ) | 2004年12月に埼玉県こども動物自然公園へ |
| ペッキー | メス | 上野(2007年生まれ) | 2009年1月に王子動物園へ。2019年12月に当時国内最高齢の12歳で死亡 |
| タビー | メス | 上野(2008年生まれ) | 2011年に埼玉県こども動物自然公園へ。2025年1月に16歳で死亡 |
| ドロー | オス | 上野(2010年生まれ) | 2025年10月に15歳で死亡 |
| ナイマ | オス | 上野(2010年生まれ) | 上野で飼育中 |
| ユス | メス | 上野(2010年生まれ) | 2026年4月に15歳で死亡 |
| プリームラ | メス | 埼玉(2017年生まれ) | 2019年5月に来園。上野で飼育中(2026年8月に展示終了) |
| クリョン | オス | ロシア | 2018年9月に来園。上野で飼育中 |
| ナル | オス | 上野(2021年生まれ) | 2022年8月に神戸どうぶつ王国へ |
| ミーニャ | メス | 上野(2021年生まれ) | 2023年12月に東山動植物園へ |
| フィーガ | オス | 上野(2024年生まれ) | 2025年11月に野毛山動物園へ |
| アブリコース | メス | 上野(2024年生まれ) | 2025年6月に那須どうぶつ王国へ |
| サフラン | メス | 上野(2024年生まれ) | 上野で飼育中 |
上野で生まれたマヌルネコたちが全国の動物園で家族を増やし、今では北海道から兵庫県まで、各地でその子孫に会うことができます。
マヌルネコってどんな動物?
マヌルネコは、中央アジアの草原や岩場で暮らす野生のネコです。
丸く見える顔や、ずんぐりした体は、長くて密な毛のおかげで、寒さの厳しい場所で暮らすのに役立っています。
名前の「マヌル」は、モンゴル語から来たことばです。
冬になると毛がさらに長くなり、もこもこの姿に変わるのも、マヌルネコならではの魅力です。
上野動物園の基本情報
上野動物園は、1882年に開園した、日本でいちばん古い動物園です。
マヌルネコのほかにも、アイアイやハシビロコウなど、珍しい動物にたくさん会うことができます。
| 施設名称 | 東京都恩賜上野動物園 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区上野公園9-83 |
| 開園時間 | 9:30〜17:00(入園は16:00まで) |
| 小獣館の開館時間 | 10:00〜16:30 |
| 休園日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日 |
| 入園料 | 一般600円/中学生200円/65歳以上300円 小学生以下と、都内在住・在学の中学生は無料 |
| アクセス | JR「上野駅」公園口から徒歩約5分(表門) JR「上野駅」不忍口から徒歩約5分(弁天門) |
| 公式サイト | https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/ |
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まとめ
上野動物園のマヌルネコの最新の展示情報と、これまでの歴史・家系図・歴代の個体を紹介しました。
2026年10月時点で、上野動物園にはナイマ・クリョン・プリームラ・サフランの4頭のマヌルネコが暮らしていて、西園の小獣館で会うことができます(プリームラは2026年8月に展示終了になりました)。
小獣館の開館は10時〜16時30分なので、弁天門から入園し、動きの多い午前中に向かうのがおすすめです。
2004年に初めて赤ちゃんが生まれてから、上野生まれのマヌルネコたちは全国の動物園へ移り、日本のマヌルネコの家系を支えています。
今いる4頭はもちろん、全国で暮らす上野生まれのマヌルネコたちの今後にも注目していきたいです。

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