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【中国】パンダがいる動物園&ジャイアントパンダ保護研究センター

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ジャイアントパンダのふるさと中国では、野生で約1,800頭、飼育下で600頭以上と多くのパンダが暮らしています。

この記事では、中国国内のパンダに会える保護研究センターや動物園をご紹介します。

【まとめ】中国のパンダがいる動物園&ジャイアントパンダ保護研究センター

中国でパンダを見られる場所は大きく分けて「ジャイアントパンダ保護研究センター」か「普通の動物園」の2パターンです。

どっぷりとパンダ漬けの時間を過ごしたい!ならパンダ専門の保護研究センター、パンダも見たいけどせっかくなら他の動物も見たい!なら動物園に行くのがおすすめです。

中国のパンダがいる動物園とジャイアントパンダ保護研究センターをGoogleマップで一覧にまとめてみました♪

地図右上の「拡大地図を表示」をクリックして、詳細をご覧ください。

《ジャイアントパンダ保護研究センター》

番号施設名称所在地パンダの数
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地四川省成都市237頭
臥龍神樹坪基地四川省臥龍86頭
雅安碧峰峡基地四川省雅安市67頭
都江堰基地四川省都江堰市44頭
秦嶺ジャイアントパンダ研究センター陝西省西安市49頭
秦嶺ジャイアントパンダ研究センターはGoogleマップ上にピンが立ちませんでした

《パンダがいる動物園》

番号施設名称所在地パンダの数
北京動物園北京市西城区10頭
成都動物園四川省成都市3頭
重慶動物園重慶市 九竜坡区17頭?

なお、ご紹介する情報についてはできる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっている場合もございます。

当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、実際に渡航のご予定がある方は、ご自身の責任において十分な情報収集を行ったうえで訪問いただきますようお願いいたします!

また中国にいるパンダの名前はこちらの記事で一覧化しているのでぜひご覧ください。(随時更新中)

<パンダの数の参考記事>
*成都便再開でパンダ中国行きに現実味も残る課題
*秦嶺パンダ研究センター、今年7頭が誕生し49頭に

ジャイアントパンダ保護研究センターの詳細

ジャイアントパンダ保護研究センターは、動物園のようにいろいろな種類の動物を飼育している施設とは違って、ジャイアントパンダの保護研究に特化した専門施設です。「パンダ基地」などとも呼ぶようです。

「パンダのために作られた施設」なので、他の動物はいいからとにかくパンダを堪能したい!本気のパンダファン向けの施設だと思います。

ジャイアントパンダ保護研究センターには、四川省が運営する「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」と国営の「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」(CCRCGP:China Conservation and Res. Center for the Giant Panda)があります。

それでは、それぞれの施設の場所や特徴を詳しく見ていきましょう♪

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

  • 名称(中国語):成都大熊猫繁育研究基地
  • 所在地:四川省成都市
  • パンダの数:237頭(2023年1月時点)
  • 公式サイトhttps://www.panda.org.cn/jp/

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は四川省が管理する保護研究施設です。

パンダを保護したり、繁殖させたりして、自然に還すための研究活動が行われています。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の魅力は、なんといっても、とにかくたくさんのパンダに会えること!!

なんと世界に600頭ほどいる飼育下のジャイアントパンダの3割超、約230頭のパンダが集結しています!

まさに「世界最大のパンダ飼育施設」「世界のパンダ研究の中心地」といえるでしょう。

2023年2月まで和歌山アドベンチャーワールドで暮らしていた「永明」や双子パンダの「桜浜」「桃浜」も、現在は成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で暮らしています。

一般客も観覧可能で、入園料は55元(約1,150円)です。

<参考>
ジャイアントパンダ3頭が中国成都へと旅立ちます「永明(えいめい)」「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」

中国ジャイアントパンダ保護研究センター(CCRCGP)

中国ジャイアントパンダ保護研究センター(CCRCGP)は、国が運営するパンダ保護研究施設です。

「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」というのは複数ある施設の総称で、「臥龍神樹坪基地」「雅安碧峰峡基地」「都江堰基地」「臥龍核桃坪基地」の4施設で構成されています。

それでは4施設それぞれの所在地や概要を紹介していきます!

臥龍神樹坪基地(がりゅうしんじゅへい基地)

  • 名称(中国語):臥龍中華大熊猫苑神樹坪基地
  • 所在地:四川省臥龍国家級自然保護区
  • パンダの数:86頭(2022年8月時点)

雅安碧峰峡基地(があんへきほうきょうきち)

  • 名称(中国語):中国保護大熊猫研究中心雅安碧峰峡基地
  • 所在地:四川省雅安市
  • パンダの数:67頭(2022年8月時点)

上野動物園生まれの「シャンシャン」は、2023年2月に中国に返還され、こちらの雅安碧峰峡基地で暮らしています。

<参考>
シャンシャン・香香(最新情報)上野生まれのパンダ中国での様子は?飼育員が語る!

都江堰基地(とこうえんきち)

  • 名称(中国語):成都大熊猫繁育研究基地都江堰繁育野放研究中心
  • 所在地:四川省都江堰市
  • パンダの数:44頭(2022年8月時点)

臥龍核桃坪基地(がりゅうかくとうへいきち)

  • 名称(中国語):核桃坪野化訓練基地
  • 所在地:四川省臥龍国家級自然保護区
  • パンダの数:24頭(2022年8月時点)

臥龍核桃坪基地は一般公開されていません。

秦嶺ジャイアントパンダ研究センター

  • 名称(中国語):陝西省希少野生動物救護基地
  • 所在地:陝西省西安市
  • パンダの数:49頭(2023年12月時点)

秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは、2018年設立の比較的新しいパンダ研究施設です。

設立からわずか数年でジャイアントパンダの飼育・繫殖技術を確立し、パンダの数が急増しています。

ジャイアントパンダを細かく分類すると「四川パンダ」「秦嶺パンダ」の2種類に分けられるそうで、秦嶺ジャイアントパンダ研究センターでは「秦嶺パンダ」が飼育されています。

一方、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地など四川省にあるジャイアントパンダ保護研究センターでは「四川パンダ」が飼育されています。

<参考>
秦嶺パンダ研究センター、今年7頭が誕生し49頭に 中国陝西省
オモシロ雑学、中国には2種類のパンダが存在か!?

ジャイアントパンダがいる動物園の詳細

続いて、ジャイアントパンダ保護研究センター以外のパンダがいる動物園をご紹介していきます。

動物園にパンダを見に行くメリットは、「パンダ以外の動物もたくさん見られる」「他の観光地にも行きやすい」などがあります。(パンダ基地だとそれだけで一日がかりになってしまいます。)

中国でパンダが見られる動物園は20か所以上あるみたいです。

かなり数が多いので、随時更新していきたいと思います。

北京動物園(ぺきんどうぶつえん)

  • 名称(中国語):北京動物園
  • 所在地:北京市西城区
  • パンダの数:10頭(2019年10月時点)

中国の首都・北京にある動物園です。

ジャイアントパンダのほかにも、「キンシコウ」(サルの一種)や「シフゾウ」(シカの仲間)などの中国原産の珍しい動物を含む400種5,000頭以上の動物が展示されていて、中国国内では最大規模の動物園です。

パンダの飼育頭数10頭と動物園としては多いので、見応えは十分のはず。

★北京動物園にいるパンダの名前一覧はこちら

成都動物園(せいとどうぶつえん)

  • 名称(中国語):成都動物園
  • 所在地:四川省成都市
  • パンダの数:3頭

パンダ研究の中心地、成都にある動物園です。

2010年代ごろまでは20頭以上のパンダがいたという情報もありましたが、今いるパンダは3頭だけのようです。

★北京動物園にいるパンダの名前一覧はこちら

重慶動物園(じゅうけいどうぶつえん)

  • 名称(中国語):重慶動物園
  • 所在地:重慶市 九竜坡区
  • パンダの数:17頭以上(調査中)

重慶動物園は、動物園のなかでは一番多くのジャイアントパンダを飼育している施設かもしれません!(調査中なので明言を避けました)

ここ数年は毎年のように赤ちゃんパンダが誕生しており、特に2019年6月23日には2組の双子パンダ「双双と重重」「喜喜と慶慶」が全く同じ日に生まれて大きな話題になりました。

★重慶動物園にいるパンダの名前一覧はこちら


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