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パンダを漢字で書くと?「熊猫」の謎に迫る!【意味・由来・読み方】

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動物園の人気者、ジャイアントパンダ。

「パンダ」というカタカナ表記ですっかりおなじみですが、実はパンダには漢字表記もあるって知っていましたか?

この記事は、「パンダって、漢字でどう書くの?」という疑問にお答えするために、パンダの漢字表記や由来などについて詳しく解説します。

また、上野動物園やアドベンチャーワールドなど、日本の歴代パンダの名前に使われている素敵な漢字や、名前に込められた意味も大調査!

「パンダの漢字」について学ぶことで、新たなパンダの魅力が見えてくるかもしれません。

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パンダを漢字で書くと「熊猫」

パンダを漢字で書くと「熊猫」

パンダを漢字で書くと、「熊猫」 です!
これは、中国語でパンダを指す言葉です。

また、以下のようにジャイアントパンダとレッサーパンダを区別することもあります。

  • ジャイアントパンダ熊猫
  • レッサーパンダ熊猫

単に「熊猫」とだけ書くときは、一般的には白黒模様のジャイアントパンダを指します。

読み方ですが、日本語では字の読みのまま「くまねこ」と読んだり、意味に倣って「パンダ」と読んだりします。

中国語では、「熊猫」は「xióngmāo(ションマオ)」と発音します。

また、「大熊猫」は「dàxióngmāo(ダーションマオ)」、「小熊猫」は「xiǎoxióngmāo(シャオションマオ)」と発音します。

*参考:ジャイアントパンダについて|上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
*参考:レッサーパンダ 後ろ足で毛繕い|素材|NHKアーカイブス
*参考:クマバチ、クマネコ、クマネズミ…?|U-PARL

「熊猫」の由来は?

それでは、なぜ中国語でパンダは「熊猫」と書くのでしょうか?

実はその正確な理由は、今のところ特定されていません。

ここでは「熊猫」の由来をめぐる諸説のなかでも有名なものをご紹介します。

  1. 誤読説もともとはパンダは「猫熊」(ネコみたいなクマ)と呼ばれていた。中国では昔、横書きの文章を右から左に書くのが一般的であり、「猫熊」と右から左に書かれていたものを、人々が左から右に「熊猫」と誤って読んでしまい、それが広まったという説。
  2. 翻訳説英語でパンダを表す “bear-cat” や “cat-bear” を中国語に翻訳する際に、「猫熊」や「熊猫」という訳語が当てられ、その中から「熊猫」が定着したという説。


ちなみに台湾では現在もパンダのことを「猫熊」と呼んでいるそうです。

また、昔の中国ではパンダを「白熊」、「竹熊」、「花熊」などと呼んでいたこともあるようで、「猫熊」「熊猫」という呼称がどこから出てきたのか、明確な理由は分かっていません。

*参考:クマバチ、クマネコ、クマネズミ…?|U-PARL

ちなみに:パンダの学名・英名・和名は?

パンダの中国語名が分かったところで、「パンダの名前」について横断的に整理しておきましょう。

多くの生き物は、呼ばれる状況や言語に応じて、複数の名前を持っています。

例えば、「学名」は学術研究の際に使われる生き物の「正式名称」です。

ジャイアントパンダの名前の主なものを表でまとめました!

ジャイアントパンダレッサーパンダ
学名Ailuropoda melanoleucaAilurus fulgens
英名Giant PandaRed Panda, Lesser Panda
和名ジャイアントパンダレッサーパンダ
中国語名大熊猫 (dàxióngmāo)小熊猫 (xiǎoxióngmāo)
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パンダの名前のかわいい漢字:日本の歴代パンダを例に

ここまでは、「パンダという動物」を表す漢字について学んできましたが、ここからは個々のパンダの名前に使われている漢字について紹介したいと思います。

パンダの名前といえば、中国語風のかわいらしい響きが特徴的ですよね。

日本の歴代パンダを例に、パンダの名前に使われている漢字やそれに込められた素敵な意味を見ていきましょう!

上野動物園|歴代パンダの名前の漢字

上野動物園(東京都)の歴代パンダは、一文字の漢字を2回繰り返す中国語風の名前がつけられています。

名前漢字名前に込められた意味参考
カンカン康康不明(「康」は「豊かさ」「健康」を表す)ーーー
ランラン蘭蘭不明(「蘭」の花は「高貴」「優美」なイメージ)ーーー
ホァンホァン歓歓不明(「歓」は「喜び」「楽しい」「活発」などを表す)ーーー
フェイフェイ飛飛不明(「飛」は「飛ぶ」「舞う」「速い」「ずば抜けた」様子を表す)ーーー
チュチュ初初日本で「初」めて誕生したパンダという意味で命名リンク
トントン童童「子ども」を表す字。「幼くてかわいい」という意味で命名リンク
ユウユウ悠悠「長くゆったりとした」様子を表す字。「長生き」や「平和」を願う意味で命名リンク
リンリン陵陵不明(「陵」は「大きな丘」を表す)ーーー
シュアンシュアン不明メキシコから来園したため漢字表記不明ーーー
リーリー力力「活発で力持ち」なイメージで命名リンク
シンシン真真「純真、天真などの優しい」イメージで命名リンク
シャンシャン香香「花開く明るい」イメージで命名リンク
シャオシャオ暁暁「夜明けの光が差し、明るくなる」イメージで命名リンク
レイレイ蕾蕾「蕾(つぼみ)から美しい花が咲き、未来へつながっていく」イメージで命名リンク
※上記の他に、2012年に誕生(父:リーリー/母:シンシン)し、生後数日で死亡したために名前が付けられていないオスがいます。

アドベンチャーワールド|歴代パンダの名前の漢字

アドベンチャーワールド(和歌山県)の歴代パンダのほとんどは、名前の2文字目に「浜」という字が入っているのが特徴です。

これは、アドベンチャーワールドの所在地である「白浜町」の「浜」から取ったものなんです。

名前にちなんで、アドベンチャーワールドのパンダファミリーは「浜家」(はまけ)という総称で親しまれています。

漢字読み名前に込められた意味参考
蓉浜ようひん生まれ故郷の中国・成都を表す「蓉」と和歌山・白浜町の「浜」リンク
永明えいめい不明(「永」は末永いこと、「明」は明るさを表す縁起のよい漢字)
梅梅めいめい不明(梅は中国で「生命力の象徴」として縁起がよい花)
良浜らうひん天性の「良さ」を保ちつづけてほしいリン
雄浜ゆうひん「雄々しく」成長し、永くこの白浜でパンダ家族のしあわせを築いてほしいリン
隆浜りゅうひん「いきおいよく」(=「隆」の字義)成長し、パンダ大家族のしあわせが「豊か」(=「隆」の字義)にふくらみ、大きな広がりとなっていくリン
秋浜しゅうひん「秋」の日和のように、明るく賑やかなパンダ大家族の中で大きく育ってほしいリン
幸浜こうひん両親と兄姉のたくさんの愛情につつまれて、「幸せ」に育ちますように
これからも多くの人を「幸せ」にするパンダでいてほしい
リン
愛浜あいひん皆に「愛され」親兄弟の愛情一杯にすくすくと育つこと
将来、たくさんの子供を生んで大勢の人に「愛」を与えて欲しい
リン
明浜めいひん「明るく」たくましく元気に育ち、そのパワーを皆に分け与える存在となる
パンダファミリーの未来を(明るく)照らして欲しい
リン
梅浜めいひん「梅」の産地である和歌山県に生まれたこと
将来、祖母「梅梅」のように、たくさんの子供を授かり賑やかな大家族をつくって欲しい
リン
永浜えいひんたくましく成長し、しあわせな大家族を「末永く」築いて欲しいリン
海浜かいひんおおらかな「海」のように人々に安らぎと希望を与える立派な雄として、大きく成長して欲しいリン
陽浜ようひんあかるい「陽」のように、人々に笑顔と幸せをもたらす、愛される雌として、元気で朗らかに成長して欲しいリン
優浜ゆうひん出会った人々に「優しさ」と幸せをもたらす愛される雌として成長して欲しいリン
桜浜おうひん日本を代表する「桜」の花のように見る人すべての心を和ませ、愛としあわせをもたらすパンダとして、大らかに成長してほしいリン
桃浜とうひん中国から伝わった「桃」の花のように、多くの人々に愛されるパンダとして、平和で豊かな大家族を築いてほしいリン
結浜ゆいひん「過去」から受け継がれる大切なものを次世代へとつないでほしい。そして様々な価値観・文化・言語・種を超えたすべてを「結び」、持続可能な笑顔溢れる「未来」を創って欲しいリン
彩浜さいひんこれからも何気ない日常に「彩り」を与え、明るく前向きになれるような未来のSmile(しあわせ)を 創る存在になって欲しいリン
楓浜ふうひん秋に色づき、美しく変化する「楓(かえで)」のように、豊かに成長する姿がたくさんの人から愛され、あたたかく見守っていただける存在となって欲しいリンク

王子動物園|歴代パンダの名前の漢字

神戸市立王子動物園(兵庫県)

名前読み名前の漢字の意味
旦旦タンタン新しい世紀の幕開け(「旦」はものごとの始まりを表す)
興興(初代)コウコウ阪神淡路大震災からの「復興」への願いを込めて命名
興興(2代目)コウコウ阪神淡路大震災からの「復興」への願いを込めて命名
※オスとしてやってきた初代・興興は後に「メス」だと判明…!2002年に中国に返還された後、双子の赤ちゃんパンダを生みました
*参考:パンダの部屋|神戸市立王子動物園
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まとめ:パンダの漢字は奥深い!

「パンダと漢字」にまつわる色々な情報をご紹介してきました。

  • パンダを漢字で書くと「熊猫」
  • 「熊猫」の由来は諸説あり、はっきりは分かっていない
  • もともと「猫熊」と呼ばれていたが、表記が逆になって「熊猫」になった説が有名
  • 日本の動物園のパンダたちの名前には、様々な意味や願いを込めて素敵な漢字が使われている

「漢字」という新しい側面からパンダについて知ったことで、パンダへの興味がより一層強まったのではないでしょうか?

この記事をきっかけに、ぜひ動物園に足を運んで、本物のパンダを観察してみてください。

その際には、パンダたちの名前に注目しながら、名前に込められた意味や願いについて考えてみるのも面白いかもしれませんね。

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