上野動物園で生まれた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)。
2頭は2026年1月27日に上野動物園を出発し、中国へ返還されました。
今は中国四川省の雅安碧峰峡基地で暮らしていて、2026年9月29日から一般公開が始まり、元気な姿を見せています。
この記事では、シャオシャオとレイレイの返還日や返還までの経緯、中国での最新の様子、そして2頭がどんなパンダなのかを、まとめて紹介します!
シャオシャオ・レイレイの返還はいつだった?
シャオシャオとレイレイは、2021年6月23日に上野動物園で生まれた双子です。お父さんはリーリー、お母さんはシンシンで、上野動物園で双子が生まれたのは初めてのことでした。
2頭は4歳7か月になった2026年1月に、中国へ返還されました。
2頭の返還によって、上野動物園、そして日本の動物園からパンダがいなくなっています。
返還が発表されてから、2頭が中国に到着するまでの流れと、返還が決まった経緯、先に中国へ旅立った家族のことを見ていきましょう。
2026年1月27日に上野を出発し、翌日に中国へ到着
東京都は2025年12月15日、シャオシャオとレイレイを2026年1月下旬に中国へ返還すると発表しました。
発表後の、観覧方法の変化や返還までの経緯を時系列でまとめました。
| 期間 | できごと |
|---|---|
| 2025年12月16日~21日 | 現地で並んだ順に観覧(事前申込なし) |
| 2025年12月23日~26日 | 事前Web申込による先着順の予約制 |
| 2025年12月27日~2026年1月12日 | 事前Web申込による先着順の予約制(検疫のため室内展示のみ) |
| 2026年1月14日~25日 | 事前Web申込による抽選制(室内展示のみ) |
| 2026年1月25日 | 最終観覧日 |
| 2026年1月27日 | 中国に向けて出発 |
| 2026年1月28日 | 中国・四川省の雅安碧峰峡基地に到着 |
最後のひと目を見ようと多くのファンが申し込み、2026年1月25日の最終観覧日を迎えました。
そして2頭は1月27日に上野動物園を出発し、成田空港から空路で中国へと向かいました。
翌28日に、四川省雅安市にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターの雅安碧峰峡基地に到着しました。
返還までの経緯:協定の期限より約1か月早い返還
シャオシャオとレイレイは日本生まれですが、日本で生まれたパンダも、所有権は中国にあります。
そのため、東京都と中国野生動物保護協会の協定に基づいて、中国へ返還されることになっていました。
協定上、2頭の返還期限は2026年2月20日でした。東京都と中国側が具体的な日程について話し合った結果、期限より約1か月早い1月下旬の返還となりました。
日本生まれのパンダの返還期限は、協定上は原則「生後24カ月(満2歳)」とされていますが、実際には協議のうえで延長されることがほとんどです。
シャオシャオとレイレイも、4歳を過ぎるまで上野で暮らすことができました。
中国に返還することで、たくさんのパンダの中から相性のいい繁殖相手を探せるようになります。
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姉のシャンシャン、両親のリーリー・シンシンも中国へ
シャオシャオとレイレイの家族も、一足先に中国へ渡っています。
4歳上のお姉ちゃん、シャンシャン(香香)は、2023年2月に5歳で中国へ返還されました。
返還の期限は何度か延長され、新型コロナウイルスの影響もあって、予定より2年以上遅れての返還でした。今は双子と同じ雅安碧峰峡基地で暮らしています。
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お父さんのリーリー(力力)とお母さんのシンシン(真真)は、2024年9月に中国へ返還されました。
2頭とも19歳と高齢になり、高血圧の治療を受けていたこともあり、協定の期限より早い返還となったのです。
こうして、リーリー・シンシン一家は5頭全員が中国で暮らすことになりました。
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シャオシャオ・レイレイの中国での今【2026年最新】
中国に到着したシャオシャオとレイレイは、検疫や新しい環境に慣れるための期間を、公開されていないエリアで過ごしました。
そして返還から約8か月後の2026年9月、ついに一般公開の日を迎えました。
上野でも大きくなってからは別々に暮らしていた2頭は、中国の基地でもそれぞれ1頭ずつで過ごしています。
ここでは、公開までの流れと、飼育員が語った2頭の近況を紹介します。上野にいたころと変わらない一面も見えてきますよ。
2026年9月29日に碧峰峡基地で一般公開
シャオシャオとレイレイは、2026年9月29日に雅安碧峰峡基地で一般公開が始まりました。
公開初日には、朝から多くのファンが2頭に会いに駆けつけたそうです。
中国に返還されたパンダは、半年ほどで公開されることが多いといわれています。
シャオシャオとレイレイは公開まで約8か月かかったため、日本のファンの間では心配する声も上がっていました。
2頭は、お姉ちゃんのシャンシャンと同じエリアで、それぞれ別々に暮らしています。上野で生まれた3きょうだいが、同じ基地で暮らしていると思うと、なんだかうれしくなりますね。
飼育員が語った2頭の近況
一般公開にあわせて、中国の飼育員が2頭の近況を語っています。
シャオシャオは、隔離期間中は室内で過ごすのが好きで、屋外に置いたエサを自分で部屋まで運んで食べるような子だったそうです。
公開後は屋外で過ごす時間が増え、お気に入りの屋根付きのスペースで休む様子が見られています。
公開当初は少し緊張していたものの、屋外に出るとすぐに竹を食べ始めたそうです。食欲もあり、体重も増えて順調に成長しています。
音に敏感な一面があるため、展示場には防音ガラスが設置され、静かな環境が整えられています。
レイレイは、中国に来てからも生活のリズムが安定していて、飼育員によると「よく食べ、よく寝ている」そうです。
初めて屋外の運動場に出たときも落ち着いていて、1〜2時間で新しい環境に慣れました。
補助食の中ではパンダ饅頭が大好物で、飼育員を見つけると、パンダ饅頭やリンゴをねだってくるんだとか。
上野にいたころと変わらない、マイペースなレイレイらしいエピソードですね。
シャオシャオ・レイレイってどんなパンダ?
ここで、シャオシャオとレイレイのプロフィールを簡単に紹介します。
| 項目 | シャオシャオ | レイレイ |
|---|---|---|
| 漢字 | 暁暁 | 蕾蕾 |
| 性別 | オス(双子の兄) | メス(双子の妹) |
| 誕生日 | 2021年6月23日 | 2021年6月23日 |
| 生まれた場所 | 上野動物園 | 上野動物園 |
| 名前の意味 | 夜明けの光が差し、明るくなる | 蕾(つぼみ)から美しい花が咲き、未来へつながっていく |
| 性格 | 感情表現が豊か、繊細 | マイペースでおっとり、要領がいい |
| 今いる場所 | 雅安碧峰峡基地 | 雅安碧峰峡基地 |
お兄ちゃんのシャオシャオは、とてもわんぱくで元気いっぱい。上野では、レイレイと見分けるために背中に緑色の印が付けられていました。
妹のレイレイが大好きで、嫌がられても気にせず、突進したりじゃれたり耳をかじったりして、いつも一緒にいたがっていました。
妹のレイレイは、シャオシャオよりほんの少し体が大きく、おとなしくてマイペースな性格です。
シャオシャオに突進されたりかじられたりするのはちょっと迷惑…。でも、姿が見えると安心する、ちょっと内向的な性格でした。
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シャオシャオ・レイレイに会いに行くには
シャオシャオとレイレイに会うには、中国四川省の雅安碧峰峡基地を訪れることになります。
雅安碧峰峡基地は、四川省の省都・成都から南西へ約130kmの場所にある、碧峰峡という景勝地の中のパンダ保護研究施設です。
双子のほかに、お姉ちゃんのシャンシャンも暮らしているので、上野で生まれたきょうだいに一度に会えるかもしれません。
ただし、中国の基地では、公開されるパンダや場所が時期によって変わります。
天候や体調によって公開されない日もあるため、目当てのパンダを必ず見られるとは限りません。
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まとめ
上野動物園生まれの双子、シャオシャオとレイレイの返還と、中国での今を紹介しました。
2頭は2026年1月27日に上野動物園を出発し、翌28日に中国の雅安碧峰峡基地に到着しました。
返還から約8か月後の9月29日には一般公開が始まり、シャオシャオは少し慎重に、レイレイはマイペースに、新しい環境で元気に過ごしています。
2頭の返還で、上野動物園からパンダはいなくなってしまいましたが、同じ基地ではお姉ちゃんのシャンシャンも暮らしています。
上野で生まれ育ったシャオシャオとレイレイが、中国でもたくさんの人に愛されながら、すくすく過ごしてくれることを願っています!

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