野毛山動物園では、2026年10月時点でオスのマヌルネコ「フィーガ」1頭を飼育しています。
もふもふの毛並みや、不機嫌そうな表情がなんともかわいいマヌルネコは、国内では9つの動物園でしか見られない珍しいネコ科動物です。
野毛山動物園は、2025年11月に上野動物園からフィーガを受け入れ、園としても神奈川県としても初のマヌルネコ飼育を始めました。
野毛山動物園はリニューアル工事のため、2027年1月7日から長い休園に入ってしまうので、見に行くなら今年がチャンスです!
この記事では、野毛山動物園のマヌルネコの展示場所・時間といった最新情報と、来年1月から予定されている休園の詳細などをまとめます。
マヌルネコが大好きな私も、2026年の春にフィーガに会いに行ってきたので、その時の感想もお伝えできればと思っています。ぜひ参考にしてください!
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野毛山動物園のマヌルネコ最新情報
野毛山動物園でマヌルネコに会うために知っておきたい最新の展示情報をまとめました。
| 展示場所 | 仮獣舎(旧トラ舎) |
|---|---|
| 展示時間 | 9:30〜16:30(動物園の開園時間と同じ) |
| 飼育数 | 1頭(オス) |
| 名前 | フィーガ(2024年 上野動物園生まれ) |
| 入園料 | 無料 |
| 休園日 | 毎週月曜日(5月は無休) ※2027年1月7日から長期休園(再開は2029年の予定) |
| 展示方法 | 寝室と展示場を自由に行き来できるようになっているため、姿が見えないこともある |
展示場所は入園口近くの「仮獣舎」
フィーガは今、新しい施設ができるまでの仮の住まいで暮らしています。
野毛山動物園の公式ブログによると、仮獣舎として使っているのは、以前トラが暮らしていた獣舎だそうです。
飼育員さんたちは、ほかの動物園の視察や海外の文献をもとに、仮の住まいでもできるだけよい環境になるよう、タワーや巣箱のある展示場を整えました。
展示場は屋外にあり、寝室と展示場をフィーガが自由に行き来できるようになっています。
私が訪れたときも、フィーガは寝室と展示場を出たり入ったりしていました。
檻には足場が渡してあり、その上を歩いてフィーガがすぐ近くまで来てくれるのが面白かったです。
仮獣舎までの行き方
- 最寄り駅から:京急線「日ノ出町駅」から徒歩約10分、JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約15分(どちらも上り坂)
- バスなら:桜木町駅から市営バス89系統で「野毛山動物園前」下車すぐ
- 園内では:仮獣舎は入園口から比較的近いエリアにあり、入園口から道なりに歩けば見つかる
丘の上にある動物園なので、駅から徒歩で行くと上り坂が少しきつかったです。不安な方は無理せずバスで行くのがおすすめです。
展示時間と見やすい時間帯
フィーガは屋外の獣舎にいるので、展示時間は野毛山動物園の開園時間と同じ9時30分〜16時30分です(入園は16時まで)。
休園日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)で、5月は休まず開園しています。
野毛山動物園は入園無料なので、少しの時間だけでも気軽に立ち寄れるのがうれしいところです。
フィーガは寝室と展示場を出たり入ったりしているので、姿が見えなくても、ほかの動物を見てからもう一度戻ってみるのがおすすめです。
フィーガのプロフィール
フィーガは、2024年4月13日に上野動物園で生まれたオスのマヌルネコ。名前はロシア語の「イチジク」に由来しています。
父はクリョン(ロシアから来園)、母はプリームラ(埼玉県こども動物自然公園生まれ)です。
フィーガは三つ子で、メスのアブリコース・サフランと一緒に生まれました。
2025年11月に野毛山動物園へ移り、新しい環境に慣れる期間を経て、仮獣舎での一般公開が始まりました。
公開が始まったばかりのころは、昼間は巣箱やタワーの上にこもりがちだったようですが、私が訪れた2026年の春には、かなり新しい生活に慣れている様子でした。
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観察するときのポイントと注意点
野毛山動物園でマヌルネコを見る際のポイントと注意点をまとめました。
- 何度かのぞいてみる:寝室と展示場を自由に行き来しているので、姿が見えないときは時間をおいてまた来てみる
- 足場や高いところも探す:檻に渡された足場やタワーの上にいることがある
- 大きな声を出さず、静かにそっと見守る
- 檻をたたいたり、手や物を入れたりしない
- フラッシュを使って撮影しない
- 獣舎の前が混み合っているときは、ゆずり合って観察する
大きな音や急な動きは、フィーガにとって強いストレスになります。
動物園の動物は、嫌なことがあっても遠くへ逃げることができないので、やさしく見守りましょう。
また、獣舎の檻は格子がけっこう太いので、正直なところ写真はうまく撮れませんでした(肉眼ではしっかり見ることができました)。
【重要】2027年1月から園全体が長期休園へ
横浜市の発表によると、野毛山動物園は2027年1月7日から休園になります。
老朽化した施設を新しくする大規模な工事のためで、休園は2029年前半までの約2年間の予定です(再開の具体的な時期はまだ決まっていません)。
つまり、休園前に野毛山動物園でフィーガに会えるのは、2027年1月6日までということになります。
リニューアル後、フィーガは約2000平方メートルの新しい屋内施設「ズーペリエンタ!センター」で展示される予定とのことです。
休園中の動物の様子は動画で配信される予定もあるみたいなので、動画で見守りながらリニューアルオープンを楽しみに待ちたいと思います。
野毛山動物園のマヌルネコの歴史
野毛山動物園のマヌルネコの飼育は、2025年のフィーガ来園で始まったばかりです。
マヌルネコの来園は、野毛山動物園にとっても、神奈川県にとっても初めてのことでした。
| 2024年4月 | 上野動物園でフィーガ誕生 |
|---|---|
| 2024年6月 | 横浜市が「野毛山動物園リニューアルプラン」を策定 |
| 2025年11月4日 | マヌルネコの来園を横浜市が発表 |
| 2025年11月10日 | フィーガが上野動物園から来園 |
| 2025年11月20日 | 一般公開が始まる |
| 2027年1月7日 | リニューアル工事のため休園(予定) |
| 2029年前半 | リニューアルオープン予定 |
新しい「ズーペリエンタ!センター」では、マヌルネコはレッサーパンダや飛べない鳥のカグーとならぶ、施設の目玉のひとつになる予定です。
フィーガの家系図
マヌルネコ飼育の歴史が長い上野動物園の出身のフィーガ。血縁関係があるマヌルネコが全国の動物園で暮らしています。
フィーガを中心に、親子・きょうだいのつながりを整理しました。
- 2017年:父・レフ × 母・シャル(埼玉県こども動物自然公園)
-
五つ子(お花ファイブ)誕生
∟プリームラ(メス)※フィーガの母 @上野動物園
∟グルーシャ(オス)@旭山動物園
∟イーリス(オス)@王子動物園
∟ロータス(オス)@埼玉県こども動物自然公園
∟オリーヴァ(メス)@埼玉県こども動物自然公園
- 2021年:父・クリョン × 母・プリームラ(上野動物園)
-
双子誕生
∟ナル(オス)※フィーガの兄 @神戸どうぶつ王国
∟ミーニャ(メス)※フィーガの姉 @東山動植物園
- 2024年:父・クリョン × 母・プリームラ(上野動物園)
-
三つ子誕生
∟フィーガ(オス)@野毛山動物園
∟アブリコース(メス)@那須どうぶつ王国
∟サフラン(メス)@上野動物園
フィーガの兄・ナルと姉・ミーニャは、それぞれ神戸どうぶつ王国と東山動植物園に移り、子どもも生まれました。子どもたちはフィーガにとっては甥・姪にあたります。
同じ2024年に生まれたアブリコースは那須どうぶつ王国で、サフランは今も上野動物園で暮らしています。
マヌルネコってどんな動物?
マヌルネコは、中央アジアの草原や岩場で暮らす野生のネコです。
丸く見える顔や、ずんぐりした体は、長くて密な毛のおかげで、寒さの厳しい場所で暮らすのに役立っています。
名前の「マヌル」は、モンゴル語から来たことばです。
冬になると毛がさらに長くなり、もこもこの姿に変わるのも、マヌルネコならではの魅力です。
体の大きさや見た目の特徴、「マヌル」という名前の由来を知っておくと、フィーガの観察がもっと楽しくなります。
野毛山動物園の基本情報
野毛山動物園は、1951年に開園した横浜市立の動物園で、入園無料で楽しめるのが大きな魅力です(リニューアル後も無料を続ける方針です)。
マヌルネコのほかにも、国内でここだけのオグロワラビーや、国内で唯一公開されている飛べない鳥のカグーなど、珍しい動物にたくさん会うことができます。
| 施設名称 | 横浜市立野毛山動物園 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区老松町63-10 |
| 開園時間 | 9:30〜16:30(入園は16:00まで) |
| 休園日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日 ※5月は無休 ※2027年1月7日からリニューアル工事のため休園 |
| 入園料 | 無料 |
| アクセス | 京急線「日ノ出町駅」から徒歩約10分 JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約15分、または市営バス89系統「野毛山動物園前」下車すぐ |
| 公式サイト | https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/ |
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まとめ
野毛山動物園のマヌルネコの最新情報や休園に関する情報、家系図などを紹介しました。
2026年10月時点で、野毛山動物園にはオスのフィーガ1頭が暮らしていて、入園口から近い仮獣舎で会うことができます。
野毛山動物園は2027年1月7日から休園に入るので、今を逃すとしばらくフィーガには会えなくなってしまいます。
入園無料で気軽に行けるので、ぜひ休園前にフィーガに会いに行ってみてください。
2029年のリニューアル後に、新しいズーペリエンタ!センターでのびのび暮らすフィーガの姿を見られる日も楽しみです。

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