アドベンチャーワールドのパンダの名前一覧|歴代20頭の性格・特徴・家系図と30年の歴史

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和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、1994年から約30年にわたってジャイアントパンダを飼育し、日本で最も多くのパンダが暮らしてきた施設です。

ですが、2026年現在、アドベンチャーワールドにパンダはいません。

2025年6月に、良浜・結浜・彩浜・楓浜の4頭が中国へ返還され、飼育中のパンダは0頭になったのです。

この記事では、アドベンチャーワールドで暮らした歴代20頭のパンダの名前一覧と家系図、1頭ずつのプロフィール、30年のパンダ飼育の歴史、そして返還されたパンダたちの今まで、まとめて紹介します!

もくじ

アドベンチャーワールドのパンダは今何頭?【2026年最新】

現在、アドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダは0頭です。

アドベンチャーワールドは2025年4月、当時暮らしていた良浜・結浜・彩浜・楓浜の4頭を中国へ返還すると発表しました。

4頭は2025年6月に日本を出発し、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に到着しています。

返還のきっかけは、日中で進めてきた「ジャイアントパンダ保護共同プロジェクト」の契約が、2025年8月に満了を迎えることでした。

24歳と高齢の良浜は、医療体制の整った中国で穏やかに過ごすため、結浜・彩浜・楓浜は将来の繁殖相手を探すために中国へ渡りました。

暑い夏を避けて、比較的涼しい6月に返還の時期が早められています。

アドベンチャーワールドの歴代パンダ20頭の名前一覧

アドベンチャーワールドで暮らした歴代パンダは、中国からやってきた3頭と、園内で生まれた17頭の合計20頭です。

日本の動物園の中で、最も多くのパンダを飼育してきました。歴代のパンダの名前と、その後をまとめると次のとおりです。

名前読み方性別来園・誕生その後
蓉浜ようひんメス1994年9月 来園1997年7月 死亡
永明えいめいオス1994年9月 来園2023年2月 中国へ
(2025年1月 死亡)
梅梅めいめいメス2000年7月 来園2008年10月 死亡
良浜らうひんメス2000年9月 誕生2025年6月 中国へ
雄浜ゆうひんオス2001年12月 誕生2004年6月 中国へ
隆浜りゅうひんオス2003年9月 誕生2007年10月 中国へ
秋浜しゅうひんオス2003年9月 誕生2007年10月 中国へ
幸浜こうひんオス2005年8月 誕生2010年3月 中国へ
愛浜あいひんメス2006年12月 誕生2012年12月 中国へ
明浜めいひんオス2006年12月 誕生2012年12月 中国へ
梅浜めいひんメス2008年9月 誕生2013年2月 中国へ
永浜えいひんオス2008年9月 誕生2013年2月 中国へ
海浜かいひんオス2010年8月 誕生2017年6月 中国へ
陽浜ようひんメス2010年8月 誕生2017年6月 中国へ
優浜ゆうひんメス2012年8月 誕生2017年6月 中国へ
桜浜おうひんメス2014年12月 誕生2023年2月 中国へ
桃浜とうひんメス2014年12月 誕生2023年2月 中国へ
結浜ゆいひんメス2016年9月 誕生2025年6月 中国へ
彩浜さいひんメス2018年8月 誕生2025年6月 中国へ
楓浜ふうひんメス2020年11月 誕生2025年6月 中国へ

豆知識として、歴代パンダの中には読み方が同じペアが3組います。

蓉浜と陽浜(ようひん)、雄浜と優浜(ゆうひん)、明浜と梅浜(めいひん)です。漢字を見れば区別できますが、読み方だけだと混乱してしまいそうですね。

アドベンチャーワールドのパンダの家系図(浜家)

アドベンチャーワールドで生まれた17頭のパンダは、すべて梅梅と良浜の2頭のお母さんから生まれています。

お父さんは、17頭のうち16頭が永明です。親子関係をまとめると次のようになります。

両親生まれた子ども(誕生年)
梅梅 × 中国のオス良浜(2000年)
梅梅 × 永明雄浜(2001年)
隆浜・秋浜(2003年・双子)
幸浜(2005年)
愛浜・明浜(2006年・双子)
良浜 × 永明梅浜・永浜(2008年・双子)
海浜・陽浜(2010年・双子)
優浜(2012年)
桜浜・桃浜(2014年・双子)
結浜(2016年)
彩浜(2018年)
楓浜(2020年)
※梅梅は来園したときにすでに良浜を妊娠していたため、良浜の父親は中国のパンダです

永明は、梅梅との間に6頭、良浜との間に10頭、あわせて16頭の父親になりました。

2014年には22歳で自然交配による繁殖に成功し、飼育下のパンダとして世界最高齢の記録を達成しました。

その後も記録を更新し、2020年に楓浜が生まれたときには28歳でした。

また、17頭のうち双子が5組いるのも、アドベンチャーワールドの大きな特徴です。

中国に渡った子どもたちも、それぞれ新しいパートナーと出会い、親になっています。

アドベンチャーワールドで生まれて中国に渡ったパンダからは、これまでに20頭以上の子孫が誕生しています。

パンダの名前に「浜」が付く理由と名前の決め方

名前の一覧を見ると、ほとんどのパンダの名前に「浜」の字が入っています。

この「浜」は、アドベンチャーワールドがある和歌山県白浜町の「浜」から取ったものです。

中国で名付けられた永明と梅梅以外は、全員の名前に「浜」が付いていることから、アドベンチャーワールドのパンダファミリーは「浜家(はまけ)」という愛称で親しまれてきました。

名前の決め方にも特徴があります。2005年に生まれた幸浜以降は、一般からの公募で名前が決められていて、園内で生まれた17頭のうち13頭が公募で名付けられました。

公募に「浜の字を入れなければいけない」というルールはありません。

それでも、「〇浜」という名前に愛着を持つファンが多く、自然と「浜」の付いた名前が選ばれてきたのです。

アドベンチャーワールドの歴代パンダのプロフィール

ここからは、アドベンチャーワールドで暮らした歴代20頭のパンダを、来園・誕生した順に1頭ずつ紹介します。

名前の由来に加えて、見た目や性格の特徴、印象的なエピソード、中国へ渡ったあとのことまでまとめました。

蓉浜(ようひん)

蓉浜は、1992年9月4日に中国の成都動物園で生まれたメスです。1994年9月6日、永明とともにアドベンチャーワールドにやってきました。

名前は、生まれ故郷の成都を表す「蓉」と、白浜町の「浜」を組み合わせたものです。

丸い顔で、目と目の間につむじが2つあるのが特徴でした。慎重な性格で、聞き慣れない物音には敏感だったそうです。

木の上が好きで、よく木に登って遊んだり、眠ったりしていました。

永明との繁殖には至らず、1997年7月17日に4歳で亡くなりました。

永明(えいめい)

永明は、1992年9月14日に中国の北京動物園で生まれたオスです。

1994年、ジャイアントパンダでは世界初となる「ブリーディングローン」による日中共同繁殖研究のため、蓉浜とともに来園しました。

鼻が長く、手足も長いスマートな体つきで、穏やかでいつものんびりとした性格でした。

梅梅との間に6頭、良浜との間に10頭、あわせて16頭の父親となった、浜家の大黒柱です。

22歳から28歳にかけて、飼育下のパンダが自然交配で繁殖した世界最高齢の記録を何度も更新しました。

2023年2月、30歳で娘の桜浜・桃浜とともに中国へ渡り、成都で暮らしていましたが、2025年1月に32歳で亡くなりました。

梅梅(めいめい)

梅梅は、1994年8月31日に中国の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で生まれたメスです。2000年7月7日にアドベンチャーワールドへやってきました。

来園したときにはすでに妊娠していて、約2か月後に、アドベンチャーワールドで初めて誕生したパンダとなる良浜を出産しました。

その後、永明との間に6頭の子どもを育て上げた、愛情あふれるお母さんです。

飼育下では世界で初めて、双子の赤ちゃんを自分の力で育てたパンダとしても知られています。

2008年10月15日に14歳で亡くなりました。孫にあたる梅浜の名前には、梅梅のように大家族を築いてほしいという願いが込められています。

良浜(らうひん)

良浜は、2000年9月6日に生まれた、アドベンチャーワールドで初めて誕生したパンダです。母親は梅梅です。

名前には、「天性の『良』さを保ちつづけてほしい」という願いが込められています。

鼻が低くて丸い顔が特徴で、子育て上手なお母さんとして知られています。

2008年には、日本生まれのパンダとして初めて日本で双子を出産しました。

永明との間に10頭の子どもを産み育て、2025年6月に24歳で娘の結浜・彩浜・楓浜とともに中国へ渡りました。

雄浜(ゆうひん)

雄浜は、2001年12月17日に生まれたオスで、梅梅と永明の最初の子どもです。

名前には、「雄々しく成長し、永くこの白浜でパンダ家族のしあわせを築いてほしい」という願いが込められています。

パンダの出産は夏から秋が多いなか、雄浜は飼育下では世界で初めて12月に生まれた、珍しい冬生まれのパンダです。

2004年6月、アドベンチャーワールド生まれのパンダとして初めて中国へ旅立ちました。

中国では15頭以上の子どもが誕生し、立派なお父さんになっています。

隆浜(りゅうひん)

隆浜は、2003年9月8日に生まれたオスで、日本で初めて誕生した双子パンダの兄です。

「隆」の字には「さかえる」「いきおいがある」「ゆたか」などの意味があり、「いきおいよく成長し、パンダ大家族のしあわせが豊かにふくらんでいく」ようにという願いが込められています。

目の周りが白っぽいのが特徴で、おとなしく優しい性格でした。双子の弟の秋浜とじゃれて遊ぶときは、少し押され気味だったそうです。

2007年10月、秋浜とともに中国へ渡りました。

秋浜(しゅうひん)

秋浜は、隆浜と同じ2003年9月8日に生まれた、日本初の双子パンダの弟です。

名前には、「秋の日和のように、明るく賑やかなパンダ大家族の中で大きく育ってほしい」という願いが込められています。

大きな耳がチャームポイントで、とてもパワフルでやんちゃな性格でした。おとなしい兄の隆浜とは対照的な双子だったようです。

2007年10月に中国へ渡り、立派な大人に成長しました。中国では4頭の子どもが誕生しています。

幸浜(こうひん)

幸浜は、2005年8月23日に生まれたオスです。アドベンチャーワールドで初めて、一般からの公募で名前が決まったパンダです。

名前には、「両親と兄姉のたくさんの愛情につつまれて幸せに育ちますように」「これからも多くの人を幸せにするパンダでいてほしい」という願いが込められています。

手足が長く、長い鼻と大きな耳が特徴でした。愛嬌たっぷりのやんちゃな性格で、木登りやブランコが大好き。いつも元気いっぱいに遊んでいたそうです。

2010年3月に中国へ渡りました。

愛浜(あいひん)

愛浜は、2006年12月23日に生まれたメスで、明浜との双子の姉です。

名前には、「皆に愛され親兄弟の愛情一杯にすくすくと育つこと」、そして「将来、たくさんの子供を生んで大勢の人に愛を与えて欲しい」という願いが込められています。

丸い顔と明るい茶色の瞳が特徴で、あまり好き嫌いのない食いしん坊。双子の弟の明浜から竹を取って、おいしそうに食べていたこともあったそうです。

2012年12月に中国へ渡り、2016年に初めて出産して、お母さんパンダになりました。

明浜(めいひん)

明浜は、愛浜と同じ2006年12月23日に生まれた、双子の弟です。

名前には、「明るくたくましく元気に育ち、そのパワーを皆に分け与える存在となる」こと、「パンダファミリーの未来を照らして欲しい」という願いが込められています。

生まれたときの体重はわずか84gで、当時アドベンチャーワールドで一番小さな赤ちゃんでしたが、大きく立派に成長しました。

穏やかで甘えん坊な性格で、のんびりと空を見上げていることも多かったそうです。2012年12月に中国へ渡りました。

梅浜(めいひん)

梅浜は、2008年9月13日に生まれたメスで、良浜が初めて産んだ双子の姉です。

名前は、梅の産地である和歌山県に生まれたことが由来です。「将来、祖母の梅梅のように、たくさんの子供を授かり賑やかな大家族をつくって欲しい」という願いも込められています。

お母さんの良浜にそっくりの丸い顔で、お昼寝が大好きなマイペースな性格でした。

2013年2月に中国へ渡り、2016年に初めて出産して、お母さんパンダになりました。

永浜(えいひん)

永浜は、梅浜と同じ2008年9月13日に生まれた、双子の弟です。

名前には、「たくましく成長し、しあわせな大家族を末永く築いて欲しい」という願いが込められています。

小さいころは少し体が弱く、体格も小柄でしたが、立派に成長しました。お父さんの永明に似て鼻が長いのが特徴で、やんちゃで甘えん坊な性格でした。

2013年2月、双子の姉の梅浜とともに中国へ渡りました。

海浜(かいひん)

海浜は、2010年8月11日に生まれたオスで、陽浜との双子の兄です。

名前には、「おおらかな海のように人々に安らぎと希望を与える立派な雄として、大きく成長して欲しい」という願いが込められています。

お父さんの永明に似た手足の長い体つきで、おおらかなのんびり屋。とても甘えん坊で、小さいころはお母さんの良浜にべったりくっついて遊んでいたそうです。

2017年6月、陽浜・優浜とともに中国へ渡りました。

陽浜(ようひん)

陽浜は、海浜と同じ2010年8月11日に生まれた、双子の妹です。

名前には、「あかるい陽のように、人々に笑顔と幸せをもたらす、愛される雌として、元気で朗らかに成長して欲しい」という願いが込められています。

頭の毛の先がとんがって見えるのが特徴です。気が強い一方で臆病な一面もある慎重派でした。氷のケーキや雪だるまが好きで、よく抱っこして遊んでいたそうです。

2017年6月に中国へ渡りました。

優浜(ゆうひん)

優浜は、2012年8月10日に生まれたメスです。

名前には、「出会った人々に優しさと幸せをもたらす愛される雌として成長して欲しい」という願いが込められています。

切れ長のつり目が特徴で、素直でまっすぐな性格。要領がよく、採血のためのトレーニングもほかのパンダよりずっと早く、あっという間に覚えてしまったそうです。

2017年6月、海浜・陽浜とともに中国へ渡りました。

桜浜(おうひん)

桜浜は、2014年12月2日に生まれたメスで、桃浜との双子の姉です。

名前には、「日本を代表する桜の花のように見る人すべての心を和ませ、愛としあわせをもたらすパンダとして、大らかに成長してほしい」という願いが込められています。

双子の妹の桃浜と比べると、耳が大きく、顔が丸いのが見分けるポイントです。マイペースでおっとりした性格で、ファンからは「おうちゃん」の愛称で親しまれていました。

2023年2月、父の永明、妹の桃浜とともに中国へ渡りました。

桃浜(とうひん)

桃浜は、桜浜と同じ2014年12月2日に生まれた、双子の妹です。

名前には、「中国から伝わった桃の花のように、多くの人々に愛されるパンダとして、平和で豊かな大家族を築いてほしい」という願いが込められています。

桜浜より耳が小さく、三角形のおにぎりのような輪郭が特徴です。好奇心旺盛で活発な性格で、ファンからは「とうちゃん」の愛称で親しまれていました。

2023年2月、父の永明、姉の桜浜とともに中国へ渡りました。

結浜(ゆいひん)

結浜は、2016年9月18日に生まれたメスで、良浜の8番目の子どもです。

名前には、「『過去』から受け継がれる大切なものを次世代へとつないでほしい。そして様々な価値観・文化・言語・種を超えたすべてを『結び』、持続可能な笑顔溢れる『未来』を創って欲しい」という願いが込められています。

生まれたときの体重は197gで、アドベンチャーワールドで生まれた赤ちゃんの中で最も大きな体で誕生しました。

好奇心旺盛で物怖じしない性格で、大きな遊具やすべり台にも果敢にチャレンジしていました。ファンからは「ゆいちゃん」の愛称で親しまれています。

2025年6月に母の良浜、妹の彩浜・楓浜とともに中国へ渡りました。

彩浜(さいひん)

彩浜は、2018年8月14日に生まれたメスで、良浜の9番目の子どもです。

名前には、「これからも何気ない日常に彩りを与え、明るく前向きになれるような未来のSmile(しあわせ)を創る存在になって欲しい」という願いが込められています。

生まれたときの体重はわずか75gで、アドベンチャーワールドで最も小さな体で生まれました。

一時は命も心配されましたが、スタッフの懸命なサポートと良浜の愛情をたっぷり受けて、元気に成長しました。

結浜と同じ2025年6月に中国へ渡りました。

楓浜(ふうひん)

楓浜は、2020年11月22日の「いい夫婦の日」に生まれたメスで、良浜の10番目の子どもです。

名前には、「秋に色づき、美しく変化する楓のように、豊かに成長する姿がたくさんの人から愛され、あたたかく見守っていただける存在となって欲しい」という願いが込められています。

体重157gで誕生し、生まれた瞬間から元気いっぱい。よく動き回り、良浜のお腹から転げ落ちそうになることもあったそうです。

目の周りの黒い模様(アイパッチ)の目尻側が跳ね上がっているのがチャームポイントで、ファンからは「ふうちゃん」の愛称で親しまれています。

楓浜は、初めて日本人スタッフだけで出産を見守ったパンダでもあります。

2025年6月に中国へ渡りました。

アドベンチャーワールドのパンダ飼育30年の歩み

アドベンチャーワールドとパンダの歴史は、1994年に始まりました。

この年、永明と蓉浜が来園し、ジャイアントパンダでは世界で初めてとなる「ブリーディングローン」による日中共同繁殖研究がスタートしました。

2000年に良浜が誕生してからは、1〜2年おきに赤ちゃんが生まれ、2003年から2022年までの約20年間は常に5頭以上のパンダが暮らしていました。年ごとの飼育数の移り変わりは次のとおりです。

1994年から2025年までの和歌山アドベンチャーワールドにおけるジャイアントパンダ飼育頭数の推移を示すグラフ。1994年に2頭で始まり、繁殖により増加し、2003~2022年は常時5頭以上を飼育。2025年6月の4頭返還で0頭になった。
年飼育数できごと
1994年2頭永明・蓉浜が来園(9月)
1997年1頭蓉浜が死亡(7月)
2000年3頭梅梅が来園(7月)、良浜が誕生(9月)
2001年4頭雄浜が誕生(12月)
2003年6頭隆浜・秋浜が誕生(9月)
2004年5頭雄浜が中国へ(6月)
2005年6頭幸浜が誕生(8月)
2006年8頭愛浜・明浜が誕生(12月)
2007年6頭隆浜・秋浜が中国へ(10月)
2008年7頭梅浜・永浜が誕生(9月)、梅梅が死亡(10月)
2010年8頭幸浜が中国へ(3月)、海浜・陽浜が誕生(8月)
2012年7頭優浜が誕生(8月)、愛浜・明浜が中国へ(12月)
2013年5頭梅浜・永浜が中国へ(2月)
2014年7頭桜浜・桃浜が誕生(12月)
2016年8頭結浜が誕生(9月)
2017年5頭海浜・陽浜・優浜が中国へ(6月)
2018年6頭彩浜が誕生(8月)
2020年7頭楓浜が誕生(11月)
2023年4頭永明・桜浜・桃浜が中国へ(2月)
2025年0頭良浜・結浜・彩浜・楓浜が中国へ(6月)
※飼育数はその年の年末時点のもの。飼育数に変化があった年のみ掲載しています

この30年間で、アドベンチャーワールドでは17頭の赤ちゃんが生まれ、そのうち双子は5組にのぼります。

2003年には日本で初めての双子(隆浜・秋浜)が誕生し、梅梅は飼育下で世界で初めて双子を自分の力で育てました。

こうした実績は、世界のパンダの飼育・繁殖研究にも大きく貢献しています。

一方で、大きくなったパンダたちは繁殖のために中国へ旅立っていったため、飼育数は増えたり減ったりをくり返してきました。

そして2025年6月の4頭の返還で、30年続いたパンダの飼育はひとつの区切りを迎えました。

返還されたパンダたちは今どこにいる?

アドベンチャーワールドから中国に返還されたパンダの多くは、四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で暮らしています。

2025年6月に返還された良浜・結浜・彩浜・楓浜の4頭も、成都の基地に到着しました。

到着後は検疫や環境への慣らしを経て、2025年10月から順に一般公開が始まりました。

ただし、成都の基地では公開されるパンダや場所が時期によって変わるため、もし会いに行く場合は、事前に最新の情報を確認するのがおすすめです。

2023年に返還された永明は成都で暮らしていましたが、2025年1月に32歳で亡くなりました。

成都の基地では、桜浜・桃浜をはじめ、これまでに返還された浜家のパンダたちにも会うことができます。

アドベンチャーワールドに再びパンダは来る?

現時点で、アドベンチャーワールドに再びパンダがやってくる具体的な予定は発表されていません。

ただし、アドベンチャーワールドは返還を発表した際に、「共同プロジェクトの継続を強く願っており、ジャイアントパンダの保護のためにさらなる貢献をするため、その実現に向けて中国側と協議を続けて参ります」とコメントしています。

なお、2026年1月には上野動物園の双子のシャオシャオ・レイレイも中国へ返還され、日本国内のパンダは0頭になりました。

日本国内の他の動物園でも、今のところは具体的なパンダの来園予定は発表されていません。

まとめ

アドベンチャーワールドの歴代パンダについて紹介しました。

1994年に永明と蓉浜が来園してから約30年、アドベンチャーワールドでは歴代20頭のパンダが暮らし、17頭の赤ちゃんが誕生しました。

白浜町の「浜」を名前に持つパンダたちは「浜家」として愛され、16頭の父となった永明、10頭の母となった良浜を中心に、大きな家族を築いてきました。

2025年6月に最後の4頭が中国へ返還され、2026年現在、アドベンチャーワールドにパンダはいません。浜家のパンダたちは今、成都の基地で新しい暮らしを送っています。

いつかまた、白浜でパンダに会える日が来ることを願いつつ、中国で暮らす浜家のパンダたちを見守っていきたいですね。

参考サイト・参考文献一覧
・個体紹介|ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究サイト
・HISTORY|ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究サイト
・命名について|ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究サイト
・ジャイアントパンダの名前の由来|アドベンチャーワールド
・ジャイアントパンダ4頭はまもなく中国成都に帰国します|アドベンチャーワールド
・ジャイアントパンダ4頭が中国・成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に到着しました|アドベンチャーワールド
・ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究30周年|アドベンチャーワールド

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この記事を書いた人

大好きなパンダとマヌルネコについて日々学び続ける勉強熱心なパンダです。私と同じように動物好き、動物園好きな方の役に立つ情報を発信したいと思い、このサイトを立ち上げました!

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